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Channel: まりっぺのお気楽読書
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フランス王ルイ15世王女 ヴィクトワール

マリー・アントワネットにとんだとばっちりを与えた王女 ルイ15世王女 ヴィクトワール・ド・フランス 1733〜1799 ルイ15世の王妃マリー・レクザンスカは王子二人を生んでいたものの 次男フィリプは1733年に2歳で亡くなりました。 その1ヶ月後に生まれたのが五女ヴィクトワールです。 ルイ15世は「また女かっ!」ってことで怒り心頭です。 疎まれたヴィクトワールはフォントヴローの修道院に預けられ...

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フランス王ルイ15世王女 ソフィー

万事控えめな王女 ルイ15世王女 ソフィー・ド・フランス 1734〜1782 王妃マリー・レクザンスカがまたまた王女を出産しました。 ルイ15世は「もう王女はうんざり!!」というわけで 六女ソフィーは姉のヴィクトワール同様フォントブローの修道院に送られます。            ソフィーは一応 “ 未婚シスターズ ” を構成していた王女ではありますけれども...

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フランス王ルイ15世王女 ルイーズ・マリー

一家の贖罪を一身に引き受ける ルイ15世王女 ルイーズ・マリー・ド・フランス 1373〜1787 ルイ15世王妃マリー・レクザンスカはまたまた王女を生みました。 八女ルイーズ・マリーです。 ルイ15世はルイーズをヴィクトワールやソフィー同様フォントブローの修道院に預けました。             二人の姉がどうだったかは知りませんが、ルイーズはまるで修道女のように暮らし...

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『父と子』いったいどの親子の話か?

ОТНЫ И ЛЕТИ  1862年 ツルゲーネフ 「今の若いもんは…」っていう言葉は、枕草子だか徒然草だかに書かれてるって 聞いたことがあるし、古代の遺跡にも書いてあったってぐらいだから どの時代でも世代交代の時の大人は苦々しい思いをしてきたってことですね? 『父と子』の中でも「今の若いもんは…」的な言葉が登場します。 主に、貴族主義の中・老年層が反貴族主義の若年層を嘆く時に用いられています。...

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フランス王ルイ・フィリプ1世王女 ルイーズ

時代が一気に飛びますが・・・ フランス王ルイ・フィリプ1世王女 ルイーズ・ドルレアン ベルギー王レオポルド1世妃 1812〜1850/在位 1832〜1850 ルイ15世にはうんざりするほど王女がいましたが、その後ちょっと飛びます。 王様の流れは以下の家系図のようになります。(ナポレオン一家は省いてます)...

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『ヴァレンタインズ』別れ話はこうまとめたいですね

VALENTINES  2007年 オラフ・オラフソン この作家さんは知らなかったのですが、BOOK OFFで見つけて初めて読んでみました。 アイスランドの方だそうです。 静かで落ち着いた文章、多くを語らない登場人物、奇をてらわない展開… けっして嫌いなタイプの作風ではないのですが、なぜでしょう? 入り込めませんでした。 12篇の短編から成っている一冊で、本国では題名がついているらしいのですが...

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フランス王ルイ・フィリプ1世王女 マリー

“ 美人薄命 ” な王女 ルイ・フィリプ1世王女 マリー・ドルレアン ビュルテンベルク公アレクサンドル妃 1813〜1839 ルイ・フィリプ1世とマリー・アマーリエの次女マリーは 父親であるルイ・フィリプの意向で堅実に育てられました。 芸術的な才能があったようで、彫刻や絵画に勤しんでいました。 1830年、7月革命の後ルイ・フィリプが王に即位してマリーは王女になりました。...

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『タイム・マシン 他九篇』空想小説で読む未来への警告(おおげさ…)

THE TIME MACHINE    1896年 ハーバート・ジョージ・ウエルズ お久しぶりです。 パソコンがある部屋にはエアコンが無いので、すっかりブログも滞りがち… と言い訳してみました 夏休みは旦那を説き伏せ韓国へ行ってまいりました。 やっほー でも韓国で楽しい思いをした方も、旅の様子をブログにアップしてる方も多いと思うので この話しはおいといていつものブログに戻ります。...

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『巡礼者たち』頭の中がルート66

PILGRIMS  1997年 エリザベス・ギルバート 読んでいる時には「女性が書いているわりには男っぽいなぁ」と思っていましたが 読後はやはり女性らしい物語の数々だったと感じています。 舞台が、アメリカの、どちらかというと田舎、あるいはハイウェイ沿いに思える話が多くて つい、テンガロンハットとかブーツの男性が屯する酒場とか...

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フランス王ルイ・フィリプ1世王女 クレマンティーヌ

王妃が無理なら王の母! ルイ・フィリプ1世王女 クレマンティーヌ・ドルレアン サクス=コバーク=ゴータ公子オーガスタス妃 1817〜1907 終わったと思ったら一人残ってました… ルイ・フィリプとマリー・アマーリエの四女クレマンティーヌ。 三女フランソワーズは2歳で亡くなっています。 13歳の時に父ルイ・フィリプが王に即位したため王女になりました。...

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『ワシントン・スクエア』親の反対を押し切らないで!

WASHINGTON SQUARE  1880年 ヘンリー・ジェイムズ このブログを読んでくださっている方はご存知かと思いますが、私は韓流好きです。 で、韓流ドラマの中で恋の邪魔になる三大要素と言えば “ 身分違い ” “ 出生・生立ちの秘密 ” “ 親の大反対 ” ということになります。 もちろん、そんなもの全てに打ち勝って恋を成就させて〜! と思いながら見ているわけです。...

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ポーランド公ミェシュコ1世妃 ドゥブワヴァ

ポーランドにキリスト教をもたらした王妃 ミェシュコ1世妃 ドゥブワヴァ・プレゼミシュレデカ 940〜977/在位 965〜977 フランス王女編終了後、他の国を予定していたのですが Wikipediaの訳が遅々として進まず焦っておりましたところ 以前訳しておいたものを見つけまして急遽ポーランド王妃編スタートです。 ただ、ハンガリーや北欧同様、名前や土地名の読み方がまったくわかりません...

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『幸福な家族』お幸せそうでなにより・・・

武者小路実篤 この本はなんだか本棚にあったから読んでみたものです。 だから武者小路実篤の他の小説は読んだことがないので偉そうなことは言えないのですが いったい読者に何がを伝えたくて書いたんでしょうね? 私は『幸福な家族』という題名を見た時、ものすごく皮肉が込められたネーミングだと 思い込んでいたんですよ。 そりゃあんたの勝手でしょ! と言われればそれまでなんだが...

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ポーランド公ミェシュコ1世妃 オダ

        画像が無いのでピャスト家の人が改宗した時の絵から切り抜いてみました                      修道女っぽく見えるし… 人物像で迷っています ミェシュコ1世妃 オダ・ディトリコヴナ 955〜1023/在位 978〜992 ドゥブワヴァを亡くしたミェシュコ1世は、翌年か翌々年にオダと再婚していますが その方法が… The 中世! って感じ。...

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『うるう年の恋人たち』おもしろすぎる! いくつもの恋もよう

LEAP YEAR  1990年 ピーター・キャメロン 『ママがプールを洗う日』がことの他面白かったので この本は発売当時に買って読んだはずなのですが、あまり覚えていませんでした。 で、『最終目的地』があまりに面白かったものでいつか読み返そう!!と思ってました。 読み返して良かったよぉ すごくおもしろかったです。 何組かの男女の恋愛もようが絡み合う…...

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『マンスフィールド作品集』最後(のつもり)ですから…

COLLECTED STORIES OF KATHERINE MANSFIELD  キャサリン・マンスフィールド なにしろ読書感想文の草稿が30個ぐらいたまってまして… しばらくの間、読書感想文下書き半減キャンペーンを展開しますね。 さてマンスフィールド… いくら好きだからって、しつこいですよね。 彼女の作品、大好きなんですよねぇ… だからできるだけ紹介したくって書いてしまいました。...

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『ナターシャ』異国で肩を寄せ合う難しさ

NATASHA AND OTHER STORIES  2004年 デヴィッド・ベズモーズギス この本は表紙の雰囲気が好きで… 所謂ジャケ買いってやつですね。 しかしながら、表紙と内容があまりリンクしていない一冊でした。 作者はカナダ在住だそうですが、子供の頃移住してきたロシア系ユダヤ難民だそうです。 自叙伝なのかな? 一人の男性の子供時代から青年期までのエピソードが断片的に語られています。...

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『and other stories』訳者がすごいのよ!

W・P・キンセラ/W・キトリッジ/R・スケニック/G・ペイリー S・ダイベック/S・ミルハウザー/D・シュウォーツ/J・F・パワーズ J・A・フィリップス/M・モリス/D・パーカー アメリカの作家の短編を集めた一冊ですけど、錚々たる訳者陣なのよ。 村上春樹氏、柴田元幸氏、斎藤英治氏、川本三郎氏…常々読ましていただいてます。...

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『月と六ペンス』興味が無い人の過去もまた…

THE MOON AND SIXPENCE  1919年 サマセット・モーム ブログの草稿半減キャンペーン中につき、本日も読書感想文です。 今日のBGMはZE:Aでございます。 『月と六ペンス』は高校生の時になぜか仲間内で流行って読んだのですが あまり印象に残っていなかったんですよね。 ただモデルがゴーギャンというのは覚えていました。 最近は行っていないのですが、美術展は好きです。...

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『碾臼』じれったくも凛々しい物語

THE MILLSTONE  1965年 マーガレット・ドラブル この本は自由が丘にある古本屋さんで買いました。 その古本屋さんには百円コーナーがあって、とんでもない掘り出し物があるの。 百円だったので手を出してみた一冊で、特に期待はしていませんでした。 出だしが若者都会派小説みたいに思えたので「あちゃ〜」と後悔しつつ読み始めたのですが...

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