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Channel: まりっぺのお気楽読書
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『ハイウェイとゴミ溜め』読んじゃってすみません

DROWN  1996年 ジュノ・ディアズ 最近、移民の作家が書いた短篇集をけっこう読んでいまして どれもそれなりに異国で暮らすことの苦悩や故国に抱く複雑な想いを ほんの少し、それこそ雀の涙ぐらいは理解できた気でたのですが この一冊はちょっと苦手… たしかにつらかったろう… 言葉には言い尽くせない苦労があったでしょう。 それを筆にぶつけて見事に書き上げた才能もすごいと思います。...

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『スティーヴンソン怪奇短編集』神を恐れる時代の恐怖物語

ロバート・スティーヴンソン  スティーヴンソンと言えば『宝島』『ジキル博士とハイド氏』が有名ですね。 私はどちらも読んだ覚えがないんですけどね。 昔の小説を読んでいると、子供時代に宝島に憧れたエピソードが数多く登場します。 よっぽど広汎に読まれていたことが推測できますね。 ベストセラーですよね。 そんなスティーヴンソンの短篇集です。 やはりすんなり馴染めるジャンルではありませんでした。...

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マリーアントワネット展に行って来ました

横浜そごうで開催中のマリーアントワネット物語展が終わっちゃう!ってことで かけこみで見に行ってまいりました。 仕事を終えてからダッシュで行ったのですが、30分ぐらいしか見れなかった でも会場も小ぶりでしたし、閉館間近で空いていましたので けっこうじっくりゆっくり見ることができました。 入口から出口に向かって、マリー・アントワネットの輿入れから新婚時代、母親時代...

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『リトル・チルドレン』大アメリカの小さな話し

LITTLE CHILDREN  1937年 ウィリアム・サローヤン ウィリアム・サローヤンて私は3冊しか持っていないのですが けっこう翻訳が出てますね。 アメリカががんがん成長していた時代に、移民の子として過ごした作者の 自伝的短篇集だそうでございます。 少年が主人公のもの、まわりの大人に焦点をあてているもの、様々なお話しがありますが 概ね “ 涙ホロリ ” なお話しのような気がします。...

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ポーランド王ボレスワフ1世妃 ユディタ

推測ずくしの王妃 ボレスワフ1世妃 ユディタ・ヴェギレリスカ 969〜1030/在位せず ポーランド公からポーランド王になったボレスワフ1世には4人の妃がいます。 一人目の妃はマイセン辺境伯リクダックの娘ハウニルダ(?)ですが離婚しています。 ユディタは二人目の妃で、985年にまだ公子だったボレスワフと結婚しました。 ハンガリー大公ゲーザとシャルロトの大公女、ということですが...

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ポーランド王ボレスワフ1世妃 エムニルダ

               どうにもこうにも肖像画が無いので            オダ・マイシェニエンスカの母方の祖母ヒルデガルディスの画を載せときます 寵愛された王妃でも・・・ ボレスワフ1世妃 エムニルダ・スウォヴィアンスカ 970〜1017/在位 992〜1017 ボレスワフ1世は二人目の妃ユディタ・ヴェギレリスカと離婚するやいなや ラウジッツ領主ドブロミルの娘エムニルダと再婚しました。...

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『永すぎた春』恋する二人に優しい物語

1956年 三島 由紀夫 うーんと… 私は三島由紀夫という作家の性格や主義、私生活については全く知りません。 最期が印象的だっただけに、けっこうラディカルな思想の持ち主なのかしらん、などと 想像はしてみるものの、特に知りたいとは思わないので調べたこともありません。 だから、ほんとぉぉぉに、この一冊だけから受ける印象を書くと、すごく優しい人みたい。 “ 永すぎた春 ”...

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『猫は14の謎をもつ』恩知らずとは言わせないわ

THE CAT WHO HAD 14 TALES  1988年 リリアン・J・ブラウン 今さら…ですが、あけましておめでとうございます。 年明け早々インフルエンザに罹り寝込んでおりました。 初めて罹ったけど苦しいね… 皆様もお気をつけ下さい。 そんなわけで、今年一回目のアップは、大好きな猫のお話しがつまった こちらの一冊の感想文にしてみました。...

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ポーランド王ミェシュコ2世妃 リヘザ

夫の死後大活躍? ミェシュコ2世妃 リヘザ・ロタリンスカ 995〜1063/在位 1025〜1031 リヘザはプファルツ伯エッツォと神聖ローマ皇女マチルデの娘で 神聖ローマ皇帝オットー2世の孫にあたるわけですけれども、結婚まではエピソード無しです。 小柄でプロポーションが良かったってことぐらいでしょうか? リヘザが5歳の時、母方の伯父オットー3世は、かねてから同盟関係があった...

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輝ける皇妃、エリザベート展に行って来ました

マリー・アントワネット展に続き横浜そごうで開催中のエリザベート展 例によって終わっちゃう!ということで、仕事帰りにダッシュで行って来ました。 今回も30分ぐらいしか見られませんでしたが、閉店時間間近ということで空いていて ゆったりじっくり見ることができました。 正しくはエリーザベト展じゃないのか? ということはさておき 今回はマリー・アントワネット展と違ってレプリカは無くて...

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『ウィークエンド』愛を壊す正直さってどう思う?

WEEKEND  1994年 ピーター・キャメロン 『最終目的地』、『うるう年の恋人たち』でキャメロンファンになって Amazonで購入した本でございます。 前出2冊でも男性の愛が描かれていましたが、男女間の愛もありました。 しかしこの『ウィークエンド』はがっつり男性同士の愛が描かれていまして 途中までは感情移入できるかどうか不安でした。...

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ポーランド公カジミェシュ1世妃 マリア

出生の謎が歴史家の心をくすぐる カジミェシュ1世妃 マリア・ドブロニェギエワ 1012〜1087/在位 1040〜1058 ミェシュコ2世から王位を奪ったボレスワフ1世の庶子扱いの長男ベスプリムは 未婚でお子様がいませんでした。 その後混乱のポーランドを再統一したカジミェシュ1世の妃マリアは キエフ大公ウラジーミル1世公女です。 ウラジーミル1世は7回結婚していて、その上愛妾も幾人かいたようで...

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『女が嘘をつくとき』この世に嘘をつかない人がいる?

СКВОЗНАЯ ЛИНИЯ  2008年 リュドミラ・ウリッカヤ 本屋さんに行くと必ずチェックする新潮クレストコーナー。 ジャケ買い、タイトル買いなんですけどね。 こちらはタイトル買いした一冊です。 序文で男の女の嘘の違いが書かれていまして、なんとなく納得。 そして6篇の嘘の物語が書かれています。 『ディアナ』 ジェーニャの3歳の息子サーシャの療養のために訪れていた保養地で出会ったアイリーン。...

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『社交ダンスが終わった夜に』書き残したことはないですか?

ONE MORE FOR THE ROAD  2002年 レイ・ブラッドベリ レイ・ブラッドベリは短篇集を何冊か持っているのですが 失礼なことに、もうとっくの昔に亡くなっている作家だと思っていましたら 去年亡くなったんですね? 本屋さんで “ 巨星、逝く ” という帯を見まして手に取ってしまいました。 ご自身のあとがきを含めると26篇からなる短篇集で、とにかく幅広いです。...

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『怒りの葡萄』弱者は切り捨てろ!

THE GRAPES OF WRATH  1939年 ジョン・スタインベック 私は、強い者が勝つっていう考え方も、努力は報われないっていう現実も肯定します。 でもちゃんと働いている人が普通に生きることさえままならないっていうのは やっぱり国の責任で、なにかシステムがおかしいんじゃないかね? と思いますけどね。 映画にもなったという『怒りの葡萄』...

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ポーランド王ボレスワフ2世妃 ヴィシュズワヴァ

まだまだ謎の王妃は続くのか・・・ ボレスワフ2世妃 ヴィシュズワヴァ・シュヴィアトスワヴヴナ 1047〜1089/在位 1076〜1079 王の資質高し!と言われながら冷酷すぎたために廃位されたボレスワフ2世… 政治ってわかりませんね。 群雄割拠の中世初期は程度の差こそあれ暴君ぞろいだったと思うんですけど 国を強く牽引できそうな人が辞めさせられるなんて。...

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ポーランド公ヴワディスワフ1世妃 ユディタ

久々にアクティブな奥さま登場 ヴワディスワフ1世妃 ユディタ・プレゼミシュリデカ 1056〜1086/在位せず ボレスワフ2世の廃位を受け、実の弟ヴワディスワフ1世がポーランド公に即位して 事実上の君主になりました。 ヴワディスワフには長男を生んだ一人目の妃プレゼクラヴァがいましたが 彼女は愛妾とも言われていまして、詳しいことはわかりません。 二人目の妃は、ボヘミア王ヴラチスラフ2世の王女です。...

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『白と黒』お恥ずかしいことに・・・

17 SHORT STORIES OF TOVE JANSSON  トーベ・ヤンソン 『トーベ・ヤンソン短篇集』、『誠実な詐欺師』を読んでいる時 私はトーベ・ヤンソンって男性だとばかり思っていました。 今回この『白と黒』を読んでいて、まさか、と思いWikipediaで見てみたら 女性だったのね〜! お恥ずかしいことです。 17篇おさめられていまして、最初の方ではまったく気がつかなかったのですが...

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『母』第二の人生を革命に捧げるその理由は?

МАТЬ  1906年 マクシーム・ゴーリキー 『世界短編名作選 ロシア編』でファンになったゴーリキーの 長編『母』を見つけたので読んでみました。 私はロシアの歴史に詳しいわけではございません、というか、ほぼ知らないんだけど 家系図のロシア王妃編で帝政の終焉について少しだけ調べたので この物語の登場人物のような人々が帝政を終わらせたのか…と、少し感慨深くなりました。...

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ポーランド公ボレスワフ3世妃 ズビシュワヴァ

           印象うすいズビシュワヴァの肖像は発見できませんでした                      二人目の妃シャロメアです 影うす〜い一人目の妃 ボレスワフ3世妃 ズビシュワヴァ・キョヴスカ 1085〜1114/在位 1107〜1114 ブワディスワフ1世のあとを継いだボレスワフ3世には 父王の一人目の妃とも愛妾ともいわれるプレゼクラヴァが生んだ異母兄ズビクニェフがいて...

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