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Channel: まりっぺのお気楽読書
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『メモリー・ウォール』お手上げ! 思い出のラビリンス

MEMORY WALL  2010年 アンソニー・ドーア この本は… 難しい… 文章やトーンも好きです、テーマも嫌いじゃない、だけど好きじゃない。 表題の『メモリー・ウォール』の他に5篇おさめられている短篇集ですが 舞台も主人公のキャラクターもテーマもバラバラで、その多様さに戸惑っているのかな? 好きも嫌いもなかったので、全篇、さくっと紹介します。 一番長い物語『メモリー・ウォール(Memory...

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ポーランド王ヴァツワフ2世妃 リクザ

最後は愛する人の隣へ ヴァツワフ2世妃 リクザ・エルジュピタ 1286~1335/在位(ヴァツワフ2世妃)1300~1305 (ルドルフ1世妃)1306~1307 後継者が混乱を極めるポーランドで、プシェミスゥ2世が殺害されると 俄然注目を集めるようになったのが、二人目の妃リクサが生んだ たった一人の王女リクザでした。 ポーランドの王座をねらう国内外の老若男たちがリクザとの結婚を望みますからね。...

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『ゼロ・デシベル』ドライでタフなアメリカン・ストーリーズ

ZERO db AND OTHER STORIES  1987年 マディソン・スマート・ベル 解説が長そうだったので読んでいないのだが、これ本名? マディソン・スマート・ベル… なんだかすごく男前な名前ですよね。 こういう物語を書くべくしてつけられた名、という感じです。 あまりにもピッタリの名前なので、実名なのか調べるのはやめてみます。 男の人向けの内容のような気はするのですが、好きでしたね。...

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『編集室』憧れの業界も一皮むけば…

LA SALLE DE REDACTION  1977年 ロジェ・グルニエ 仕事と名のつく物全てに業界がありますが、中でも憧れる人の多さでは マスコミ業界も五本の指に入るのでしょうね? 実は私は以前広告業界の一郭(すみーっこ)に身をおいておりましので 少しは出版業界のことを知っていたりするのですが やはり内部で働いていた方が知る実情は厳しいものがありますね。...

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ポーランド王ヴァツワフ3世妃 ヴィオラ・エルジュピタ

              肖像画がないので義理の妹エルジェーベトで… 美貌ゆえに?  身分違いの結婚 ヴァツワフ3世妃 ヴィオラ・エルジュピタ・チェシンシュカ 1291~1317/在位 1305~1306 ヴァツワフ2世とグータの王子で、短命に終わったヴァツワフ3世の妃は チェシン公ミェシュコ1世の公女ヴィオラです。 チェシン公は、決して王侯貴族と対等な立場ではなかったらしく...

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『傍迷惑な人々』自虐ネタ…自爆ネタ…

THE THURBER COLLECTION  ジェイムズ・サーバー 期待のわりには…っていうのが正直な感想です。 1950年ぐらいにニューヨーカーでコラムニストとして活躍していた方らしいです。 挿入されているイラストからみても、心に残る話しや胸に響く物語を 思い描いていたわけではないですが、ちょっと笑いをねらいすぎかな? と… この一冊は、大きく四つのパートに分けられています。...

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『海に住む少女』ターゲットは不明

LENFANTE DE LA HAUTE MER  ジュール・シュペルヴィエル 以前、シュペルヴィエルの『ひとさらい』を読んだ時、衝撃的な題名とテーマのわりに 悪の匂いを感じなかったわけですが、この本を読んで作品の傾向が ほんの、ほんの少しだけわかった気がする。 この一冊には、童話とも寓話とも言える、また、ファンタジーとも呼べそうな 空想いっぱいの短篇が10篇おさめられています。...

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ポーランド王ヴワディスワフ1世妃 ヤドヴィカ

夫唱婦随で国をつくった王妃 ヴワディスワフ1世妃 ヤドヴィカ・ボレスワヴォヴナ 1266~1339/在位 1320~1333 しばらくプシェミスル家に王座をもっていかれていたピアスト家でしたが ヴァツワフ3世の死から16年後に、大公だったヴワディスワフ1世が王位獲得に乗り出し 1320年に王座につきます。 ヴワディスワフの血統はこんな感じ。...

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『疑わしい戦い』先導と扇動…洒落言ってる場合じゃなくて

IN DUBIOUS BATTLE  1936年 ジョン・スタインベック 以前読んだ『天の牧場』と一緒におさめられていたのですが 本棚を見ていたら未読だったことをふと思い出し読んでみました。 『怒りの葡萄』、『二十日鼠と人間』同様、季節労働者を描いている作品ですが 『疑わしい戦い』は視点を少し変えていて、新たな問題をを提起しているみたいです。 ものすごくざっくりあらすじを書きますと…...

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ポーランド王カジミェシュ3世妃 アルドナ・アンナ

NO MUSIC,NO LIFE,な王妃 カジミェシュ3世妃 アルドナ・アンナ・ゲディミノヴナ 1309~1339/在位 1333~1339 在位も長く、国内の紛争をおさえ、領土を拡大して大王とよばれたカジミェシュ3世は 4回結婚していますが、一人目のアルドナ・アンナが一番妻らしかった妃ではないかしら? アルドナ・アンナはリトアニア大公ゲディミナスの王女です。...

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ポーランド王カジミェシュ3世妃 アデレージャ

15年間ほっとかれた王妃 カジミェシュ3世妃 アデレージャ・ヘスカ 1324~1371/在位 1341~1356 カジュミェシュ3世は、アルドナ・アンナの突然の死から2年後 ヘッセン辺境伯ハインリヒ2世の娘アデレージャと再婚しました。 アルドナ・アンナと結婚した時は反ドイツ同盟のためでしたが 再婚はドイツとの関係構築のためでしょうか? 政治は刻々と変化していたわけですね。...

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『旅のスケッチ』若さみなぎらない短篇集

SKISSER FRAN UTLANDET  トーベ・ヤンソン 1月にまたもや職場異動がありました。 前回は紀伊国屋書店でしたが、今回はそばに有隣堂があります。 しかし、有隣堂は海外文学が少なく、岩波文庫も少なく 新潮クレストコーナーも無い…ということで、あまりのぞいてないのですが こないだ初めて一冊購入。 『トーベ・ヤンソン短篇集』、『黒と白』に続くトーベ・ヤンソンの短篇集です。...

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『善き女の愛』夏に読むべきだったか…?

THE LOVE OF A GOOD WOMAN  1998年 アリス・マンロー 前々から、アリス・マンローが書く小説は、普通の人たちが登場して 日常的なエピソードを描いていながら、なんだかスリリングだったり 鳥肌たつ感があるなぁ…と思っていましたが、この一冊でその感が深まりました。 別にホラー映画的に恐ろしい情景を描いているわけではなく...

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『木星の月』愛の難しさを知る一冊

THE MOONS OF JUPITER  アリス・マンロー 解説によると、この本がアリス・マンローの単行本としては日本初だそうで 去年のノーベル賞受賞を受けて再販されたようです。 実は『善き女の愛』を読む前にこちらを読んでいたのですが その時はあまりピンときませんでした。 新潮クレストの『イラクサ』、『林檎の木の下で』、『小説のように』も...

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『ワールズ・エンド』 I'm a stranger here

WORLD'S END AND OTHER STORIES  1980年 ポール・セロー 前に読んだ記憶はあるけれど内容が思い出せないという本がけっこうあります。 それで読み直してみると「確かに読んだことがあるわ」と思えたりします。 特に短篇集だと、他の話しは全然覚えてないけれど、鮮明に思い出せる話しが 1~2篇あったりして、自分が好きな物語の傾向とかを再認識できたりします。...

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ポーランド王カジミェシュ3世妃 ヤドヴィカ

             ヤドヴィカは肖像画を見つけられなかったので                    孫娘のヴワディスワフ2世妃アンナ ポーランドの行く末を担わされた王妃 カジミェシュ3世妃 ヤドヴィカ・ジャガンシュカ 1350~1390/在位 1365~1370 ヤドヴィカは1365年頃にカジミェシュ3世と結婚しました。...

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ポーランド王/ポーランド王ヴワディスワフ2世妃 ヤドヴィカ

ハンガリー育ちのポーランド王 ポーランド女王/ヴワディスワフ2世妃 ヤドヴィカ 1373~1399/在位 (ポーランド王)1384~1399           (ヴワディスワフ2世妃)1386~1399 ヤドヴィカは王として戴冠していて、彼女のタイトルはポーランド王妃ではなく ポーランド王ということになります。 しかし、ポーランドでは特に女性が君主になってはけないという決まりはなかったのですが...

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ポーランド王ヴワディスワフ2世妃 アンナ

ポーランド貴族の最後の祈り ヴワディスワフ2世妃 アンナ・ツィレシュカ 1382~1416/在位 1402~1416 ヴワディスワフ2世の妃ヤドヴィカは、26歳という若さで亡くなりました。 ヤドヴィカの死はヴワディスワフのポーランド王の座を危うくするものでした。 ヴワディスワフはポーランドの血統の中から相手を迎えようと考え カジミェシュ3世の孫にあたるアンナと1402年に再婚しました。...

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ポーランド王ヴワディスワフ2世妃 エルジェピタ

王様ご乱心? な王妃選び ヴワディスワフ2世妃 エルジェピタ・グラノヴシュカ 1372~1420/在位 1417~1420 家系図寂しぃぃぃ           アンナ・ツィレシュカを亡くしたヴワディスワフ2世は、サンドミエシュ連合の ピリツァ領主オットンのひとり娘エルジェピタと再婚しました。 母親のヤドヴィカはヴワディスワフの名付け親です。...

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『バージェス家の出来事』ハッピーエンドと思いたくて…

THE BURGESS BOYS  2013年 エリザベス・ストラウト このあいだ『オリーヴ・キタリッジの生活』で初めて知ったエリザベス・ストラウトの本を 見つけたので、何日間か迷ったあげく買ってみました。 長篇なのでね… いきなり本題に入っていい? ジム・バージェスとボブ・バージェス、スーザン・オルソンという三兄弟妹がいます。 ジムは何年か前に絶対に有罪になりそうな有名人を無罪にして有名になり...

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