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Channel: まりっぺのお気楽読書
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『美しきカサンドラ』18世紀の少女の目に映るシビアな恋愛

JUVENILIA  ジェイン・オースティン 副題が『ジェイン・オースティン初期作品集』となっていて 長短とりまぜ、18編の作品がおさめられていますが、初期っていっても、あなた! オースティンが12歳から18歳にかけて書いた物らしいです。 だから、いきなり恋に落ちたりとか、唐突に “ 終わり ” と書かれていたりとか 幼く見える部分もありますが、皮肉たっぷりの人物描写やセリフ...

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ノルウェー王エイリーク2世妃 イサベラ

           そしてこれはイザベラではなく、14世紀の貴婦人像です 王の未亡人というポジションを選んだ王妃 エイリーク2世妃 イサベラ・ブルース 1272~1358/在位 1293~1299 エイリーク2世は2回結婚しています。 一人目の妃は、スコットランド王アレグザンダー3世王女マーガレットです。 二人目もやはりスコットランドから、後の王ロバート(1世)の姉イザベラを選びました。...

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ノルウェー王ホーコン5世妃 ユーフェミア

自分の好みだからって、そんな… ホーコン5世妃 ユーフェミア・アフ・リューゲン 1270~1319/在位 1299~1312 これから長々とスウェーデン、あるいはデンマークと共治になる前の最後の王 ホーコン5世妃ユーフェミアは、リューゲン領主ヴィツワフか アーネスティン伯ギュンターの娘さんだと言われていますが とりあえずリューゲンの方で話しを進めていきたいと思います。...

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『ゴーリキー短篇集』時は革命20年前

マクシム・ゴーリキー ゴーリキーは、『世界短編名作選 ロシア編』を読んで 絶対他の物語を読もうと思っていて、以前、長篇『母』を読んだのですが 短篇集も一緒に買っておきざりにしていました。 20代の頃の短篇が、7篇おさめられているのんですが 『零落者の群』というお話しはかなり長いので、別でご紹介します。 ゴーリキーが、いったいどの階級に属していたのかは知らないんですが...

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ノルウェー王ホーコン7世妃 モード

勝手知ったる母の実家に嫁いだ王妃 ホーコン7世妃 モード・アフ・ノルジ 1869~1938/在位 1905~1938 一気に時代がとびますよぉ スウェーデンとの共治時代が終わり、やっっっと、ノルウェー単独王登場です。 ノルウェーの独立は、スウェーデン王オスカル2世が理解を示し、尽力してくれて達成され 本当はスウェーデン王家から王をむかえたかったそうなんですが...

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『零落者の群』貧しき者たちの英雄

1897年 マクシム・ゴーリキー この物語は、じつは『ゴーリキー短篇集』の中におさめられている一編なのですが かなり長いお話で、印象深かったので、一編として紹介しようと思います。 舞台はウェズジャヤ街という、山の手の下にある貧民街で そんな中でも、特に落ちぶれた感が強い、木賃宿の住人が主人公です。 クヴァルダという、退役騎兵大尉が主人を務める木賃宿があります。...

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ノルウェー王オーラフ5世妃 マッタ

お裁縫好きの皇太子妃 オーラフ5世妃 マッタ・アフ・スヴェリエ 1901~1954/在位せず 今回でノルウェー王妃編は終了です。 読んでいただき、ありがとうございました。 現ノルウェー王ハーラル5世のお父様にあたるオーラフ5世の妃は やはり北欧の王家出身のマッタです。 お父様はスウェーデン王オスカル2世王子、ヴェステルイェートランド公カールで...

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スペイン王フェリペ2世王女 イサベラ・クララ

実は予告ですの… さあ! 今回からスペイン王女編です…といきたいところなのですが なにせ上の肖像画のイサベル1世の王女たちから、各国の王妃目白押しなんです。 一応、そのおさらいをしてから… と思ったのですが フェリペ2世王女イサベラ・クララもけっこうエピソードフルな女性なんで すごーく長くなっちゃうなぁ… と思い、今回は予告編にしてみました。 すみません。...

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『アリバイ・アイク ラードナー傑作選』少年おじさんは読むべし!

ALIBI IKE:SELECTED SHORT STORIES  リング・ラードナー 『呪われた腕』が、どうやら手持ちの『ハーディ短篇集』と同じようだったので買わず あとは野球とか宇宙とかがテーマだったので、やり過ごしていた村上柴田翻訳堂。 ちょっと目についたので購入てみました。 うーーーーん… 面白くないわけではないんだが,とことん男の人向けですかね?...

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スペイン王フェリペ2世王女 イサベル・クララ

プロモーションを仕掛けた王女 フェリペ2世王女 イサベラ・クララ・デ・アウストリア オーストリア大公アルブレヒト7世妃 1566〜1633/在位 1598〜1621 先日予告したとおり、今回からはスペイン王女編です。 今回はちょいと長いですよ。 フェリペ2世は4回結婚しています。 一人目の王妃マリア・マヌエラは、悲劇の王子ドン・カルロスを産んで亡くなりました。...

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『病短編小説集』“ 家庭の医学 ” もけっこう恐いけど…

W・アーヴィング/W・S・モーム/J・ロンドン/F・G・スティーヴンソン A・C・ドイル/A・ヘミングウェイ/S・P・ギルマン/O・ヘンリー/K・ショパン F・S・フィッツジェラルド/D・レッシング/S・ウォレン/J・アップダイク (13人中9人がアメリカ作家のため、アメリカの作家のカテゴリーにいれました) うううぅぅぅぅ… 読んどいてなんだけど、気が滅入るわ…...

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スペイン王フェリペ2世王女 カタリーナ・ミカエラ

キレイなだけじゃない 自己主張王女 フェリペ2世王女 カタリーナ・ミカエラ・デ・アウストリア サヴォイ公カルロ・エマヌエーレ妃 1567〜1597 フェリペ2世の四女カタリーナ・ミカエラの母親はイサベル・デ・ヴァロアで イサベラ・クララ同様、フェリペ2世と継母アナ・デ・アウストリアの 愛に包まれて成長しました。 肖像画からもおわかりいただけると思いますが、カタリーナは大変美しかったらしい。...

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『脂肪の塊/ロンドリ姉妹 モーパッサン傑作選』巻末で驚いた!

BOULE DE SUIF / LES SOEURS RONDOLI  ギィ・ド・モーパッサン 10篇中8篇は『モーパッサン全集2』で読んでたらしいんだが 『脂肪の塊』以外は覚えてなかったという… 『脂肪の塊』は、何度読んでも良い!! 本当に名作ですね。 フローベールが「後世に残る」と絶賛したと巻末に書いてありました。 さすが、モーパッサンが師と仰いだ方だけあります。...

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スペイン王フェリペ5世王女 マリア・テレサ

ポンパドール夫人のキューピッドになっちゃった王女 フェリペ5世王女 マリア・ルイサ・デ・ボルボン フランス王太子ルイ妃 1726〜1746 ここからしばらく王妃が続きます。 フェリペ3世とマルガリータ・デ・アウストリアの長女アナはフランス王ルイ13世妃に、 次女は死産、三女マリア・アナは神聖ローマ皇帝フェルディナント3世皇后に、 四女は1歳で亡くなります。...

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スペイン王フェリペ5世王女 マリア・アントニア

見た目じゃないのよ夫婦ってものは フェリペ5世王女 マリア・アントニア・デ・エスパーニャ サルディーニャ王ヴィットリオ・アメデーオ3世妃 1729〜1785/在位 1773〜1785 マリア・アントニアは、フェリペ5世とイサベル・デ・ファルネシオの三女です。 最初にルイ15世王太子ルイと縁談が持ち上がったのはマリア・アントニアでした。...

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『現代アイルランド女性作家短編集』愛蘭女性交々

CONTEMPORARY SHORT STORIES BY IRISH WOMEN WRITERS  E・オブライアン/M・ケリー/J・ジョンストン/J・オフェイロン/C・ボイラン M・モリッシー/A・エンライト/E・ドナヒュー この本を書店の棚で見つけて飛びついたところを想像していただけます? すごく嬉しかったね! 8人の女性作家の14篇がつまっています。 とてもおもしろかったです。...

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スペイン王カルロス3世王女 マリア・ホセファ

肩身が狭い実家で暮らし続けた王女 カルロス3世王女 マリア・ホセファ・デ・エスパーニャ 1744〜1801 フェリペ5世を一瞬継いだルイス1世と王妃ルイサ・イサベル・デ・オルレアンスには 嫡子がいませんでした。 さらに、弟フェルナンド6世とバルバラ・デ・ポルトゥガルも嫡子なしでした。 その弟カルロス3世とマリア・アメリア・デ・サホニアには、次々と王女が生まれましたが...

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『ジュリエット』映画も気になりますが…

RUNAWAY  2004年 アリス・マンロー 最近、飛びつく本が多くて困っちゃうね… 『ジュリエット』だから飛びついたわけではないですよん(SHINeeネタ) おもしろかった、というのとはちょっと違うのですけど、なんと言えばいいのか… 目が離せない? どっぷり浸かる? 興味深い? どれも当てはまらない。 でも、とにかく、空き時間には続きを読まずにはいられなかった一冊です。...

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スペイン王カルロス4世王女 マリア・アマリア

やぶれかぶれ婚の果てに… カルロス4世王女 マリア・アマリア・デ・ボルボン ラルロス3世王子アントニオ・パスキュアル妃 1779〜1798 これから書く、彼女のエピソードを暗示してるような肖像画なんですけど… 他に無いものかと探してはみたんだけど、見つからなかったのよぉ! 昔のポートレートといえばお見合い写真みたいなものじゃない? もう少しなんとかならなかったのだろうか?  気をとりなおしまして…...

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『異国の出来事』トレヴァー・オーヴァー・ザ・ワールド

A SELECTION OF STORIES  ウィリアム・トレヴァー 飛びついた本第三弾!! 良かったよぉ〜 今まで『アフター・レイン』、『アイルランド・ストーリーズ』、『聖母の贈り物』 『密会』と、何冊かトレヴァーの短篇集を読んできましたが、また新しい魅力を知りました。 表題どおり、主に海外、あるいは旅先での出来事がテーマになっています。 イタリアが舞台になっているストーリーが多いようです。...

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