『母をお願い』子供は皆、親不孝ってことで・・・
엄마를 부탁해 (PLEASE LOOK AFTER MOM) 2008年 申 京淑(シン・ギョンスク) 韓国ドラマとK-POP好きでありながら、韓国の作家の本は1冊も読んだことがなかったです。 だって本屋さんに行くと、ドラマの原作か脚本、続編しか見かけなかったから… で、表紙の美しさに惹かれ、ドラマの原作本じゃなさそうだし、と購入してみました。...
View Articleイギリス王ジョージ2世愛妾 アマーリエ
あんなに嫌っていた父王の愛妾の… ヤーマス伯 アマーリエ・フォン・ウォールモーデン 1704〜1765/愛妾1735〜1760 ジョージ2世、もうひとりを忘れてた… アマーリエの父親はハノーヴァー総督で、由緒ある家の出でした。 おばはジョージ1世の愛人エーメンガルデだっていうのですが、繋がりが見つけられず… 1727年にウォールモーデン家のゴットリブ・アダムと結婚しました。...
View Articleイギリス王ジョージ4世愛妾 グレース
Survive力抜群! 見習わねば・・・ 男爵ジョン・エリオット夫人 グレース・エリオット 1574〜1823/愛妾 1782〜1784 ジョージ4世はメアリー・ロビンソンからエリザベス・カニンガムまで 主立った愛妾を紹介していますが、まだいましたぜ! グレースは、エディンバラの弁護士ヒュー・ダリンプルの娘でしたが 彼女が生まれる前に両親が別居状態になり、母親の実家で生まれました。...
View Article『ヴェルサイユ』シーズン1でしたか・・・
VERSAILLES-LE REVE D'UN ROI 2015年 エリザベス・マシー 表紙からみて、映画化された小説かと思ってたんですけど… 読んでいて、なんだか細切れだなぁ、と思っていたんですよね。 場面がコロコロ変わって、各章の中でもブツブツ文章が切られて なんか読みづらいわぁ、とブリブリ(心の中で)言ってたら… フランス・カナダ・イギリス共同制作のドラマのノベライズなんですって!...
View Articleフランス王シャルル9世愛妾 マリー
愛妻家唯一の愛妾 アントレーグ候夫人 マリー・トゥーシェ 1549~1638//愛妾 1565〜1574 シャルル9世は、王妃エリザベート・ドートリッシュと仲睦まじかったと言われていますが 彼の唯一の愛妾と言われているのがマリー・トゥーシェです。 しかも、エリザベートと結婚する前からシャルル9世が亡くなるまでの 長い間関係がありました。...
View Articleミュシャ展に行って来ました
ゴールデンウィークも終わってしまいましたね。 みなさま、楽しくお過ごしでしたか? わたしはいつもどおり仕事をしていまして、今日がお休みだったので お休み最終日のだんなさんとともに『ミュシャ展』に行ってまいりました。 国立新美術館では『草間彌生展「わが永遠の魂」』もやっていて 木の一本一本がこんな状態で壮観、というかなんというか… お好きな方にはたまらんですね…...
View Articleフランス王アンリ4世愛妾 シャルロッテ
女スパイ団から派遣された愛妾 ソーヴェ男爵夫人 シャルロッテ・ド・ソーヴェ 1551〜1617/愛妾 1572〜1574 愛妾が50人以上いたという、アンリ4世。 以前ガブリエル・デストレをご紹介したのですが、他にもまだまだいるんだから! ほんの一握りですがご紹介したいと思います。 まずはシャルロッテ・ド・ソーヴェです。 サンブラン男爵ジャック・ド・ボーヌの娘さんで、ものすごく美しかったらしい。...
View Article『死を忘れるな』老人の敵は老人?
MEMENTO MORI 1959年 ミュリエル・スパーク ミュリエル・スパークは、何篇か短篇を読んだことがあって その中のいくつかは強く印象に残っていますが、掴みどころがない気がしてます。 そしてこの『死を忘れるな』ですが、面白かったんだけど… 頭の中が老後の不安でいっぱいになっちゃって、どーんよりしてます。 独り暮らしのレティ・コルストン(81歳)に「死ぬ運命を忘れるな」という電話が...
View Articleフランス王アンリ4世愛妾 カトリーヌ
母親と正反対… 宮廷を追われた愛妾 ヴェルヌイユ侯爵 カトリーヌ・アンリエット・ド・バルザック・ダントレグ 1579〜1633/1595〜1610 カトリーヌは、シャルル9世の唯一の愛妾マリー・トゥーシェと アントレグ候シャルル・ド・バルザックの娘さんです。 侯爵の娘だから宮廷に出入りできただろうし、とても美しかったそうなのですが...
View Articleフランス王アンリ4世愛妾 シャルロッテ=マルグリート
アンリ4世最後の恋? コンデ公妃 モンモランシー公 シャルロッテ=マルグリート・ド・モンモランシー 1594〜1650/愛妾 不明 シャルロッテは、モンモランシー公アンリの娘さんで “ たぶん ” アンリ4世の愛妾だった、と言われています。 なんでも、妊娠した時に「王と結婚する!」と言いふらしたので、王妃マルゴが激怒して...
View Article『15のわけあり小説』事実と小説
AND THEREBY HANGS A TALE 2010年 ジェフリー・アーチャー 以前読んだ『十二本の毒矢』も、12話中11話が実話だということでしたが こちらも*印がある物語は、よく知られた事件に基づいたものだ、と 作者が前書きで書いています。 ちなみに15話中10話あります。 どれもこれも印象深いお話しでしたが、「ほんとーに?」というのが正直な感想。...
View Article『ホーム』男は帰る、女は守る
HOME 2012年 トニ・モリスン 説明するのがとても難しいのですが、ものすごく個人的なストーリーでありながら 大きなテーマを考えさせられたような物語でした。 それから、けっこう暗く重いエピソードがちりばめられていたのですが 一冊読み終えると清々しい読後感が残りました。 主人公は、朝鮮戦争からの帰還兵フランク・マネー。 彼が、捕まって入れられた精神病院から逃げ出すところから物語が始まります。...
View Articleイギリス王ジェイムズ2世愛妾 アラベラ
ジェームズ2世好み その1 チャールズ・ゴドフリー夫人 アラベラ・チャーチル 1648〜1730/愛妾 1665〜1674 国を追われ、実の娘に王座を譲らなければならなかったジェイムズ2世は 1660年、ヨーク公時代に、姉の侍女だったアン・ハイドと結婚しましたが 1665年頃から初代モールバラ公ジョン・チャーチルの姉アラベラを愛妾にしていて 最終的には公妾にしました。...
View Article『夢の涯てまでも』忙しい…
UNTIL THE END OF THE WORLD 1992年 ヴィム・ヴェンダース、ピーター・カーレイ、蒔岡雪子 えーっとね、この『夢の崖てまでも』は、映画化された小説ではなくて 映画を小説化したものだそうです。 ただ、映画をそのまま文章化したものではなくアレンジが加えられているらしいです。 いわゆるロード・ムービーというジャンルの映画で、あっち行ったりこっち行ったりと...
View Articleイギリス王ジェイムズ2世愛妾 キャサリン
ジェームズ2世好み その2 ポートモア伯夫人 ドーチェスター伯 キャサリン・シドリー 1657〜1717/愛妾 1673〜1704 かなり長い間ジェイムズ2世の愛妾だったキャサリンは 劇作家の男爵チャールズ・シドリーの娘でした。 ジェイムズがまだヨーク公時代、メアリー・オブ・モデナの侍女をしていて 愛妾になりました。 ジェイムズがキャサリンを選んだ時、彼女自身も「え?...
View Article『ヘミングウェイ全短編1』後半汗臭いぜ!
THE COMPLETE SHORT STORIES OF ERNEST HEMINGWAY アーネスト・ヘミングウェイ うーんと、ヘミングウェイはずっと読まず嫌いだったのね。 それで『キリマンジャロの雪 他12篇』で少しいいかもと思い 『ヘミングウェイ短篇集』で慣れた気になって手を出した一冊ですが また当分読まないかもしれない… 『われらの時代(IN OUR...
View Articleイギリス王エドワード4世愛妾 ジェーン
エンタメ界もだまってない “ 性悪女 ” ライモン夫人 ジェーン ・ショア 1445〜1528/愛妾 1475〜1483 ヨーク家初の王、エドワード4世は、人妻大好き!の浮気者で 数多くの愛妾をかかえていて、ジェーンもそのひとりでした。 しかし、王自身が「この王国で最も軽薄で狡猾で手におえない売春婦だ!」と 言い放ったお相手でした。 いったいどんな女性だったんでしょうね?...
View Articleイギリス王エドワード4世愛妾 エリナー
少年王の悲劇を招いた(かもしれない)愛妾 エリナー・タルボット 生年不詳〜1498/1461〜1464 エリナーは、愛人盛りだくさんのエドワード4世の愛妾のひとりです。 シュルーズベリー伯ジョン・タルボットの娘です。 13歳ぐらいでスードリー男爵ラルフ・バトラーの息子トマス・バトラーと結婚しました。 1461年にトマスが亡くなると、スードリー男爵は、結婚した時に息子に譲った領地を...
View Articleイギリス王エドワード7世愛妾 アグネス
王妃(正妻)のお気に入り アグネス・カイザー 1852〜1941/愛妾 1899〜1910 101人の愛人がいたというエドワード7世!! 以前アリス・ケペル、デイジー・ウォーリック、ジェニー・チャーチルなど 何人か有名どころをご紹介しましたが、まだまだいますよ!! 今回は、王妃アレクザンドラ・オブ・デンマークが一番気に入っていたという アグネス・カイザーをご紹介しますね。...
View Article『ウォー・ゲーム』想像がふくらむ一冊
WAR GAME 1952~1959年 フィリップ・K・ディック 以前『人間狩り』を読んで、腹一杯警告されたわたしですが 本棚でもう1冊見つけたので読んでみました。 『人間狩り』の作品と、ほぼ同時期に発表されている作品のようですが こちらは少し幅広い内容になっているみたいです。 わたしたちに警告を与えようとしているような物語から、純粋にSFと感じられるもの...
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