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Channel: まりっぺのお気楽読書
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ノルウェー王オーラフ1世妃 ゲイラ

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ハンサムな王様だったらしいよ!
オーラフ1世妃 ゲイラ

965~985/在位せず

エイリーク1世を継いだホーコン、その次のハーラル2世は未婚でした。
その後はデンマークとの共治になりまして、ハーラル青歯王妃はギリテ、トーヴェなどの
妃がおりました。

オーラフはハーラルの一族の出ですが、王様になる前はヴァイキングでした。
海外を渡り歩き、キリスト教に改宗後、帰国して王になりました。
キリスト教化を推し進め、ノルウェーに初めて教会を建てた王だと言われています。
でも、ちょっと強引すぎたみたいです。

さて、最初の妃ゲイラですけど、彼女はオーラフがノルウェー王になる前に結婚しました。
ヴィンドランドという国の王女らしいです。 ヴィンドランドってどこでしょう?
          
13歳ぐらいでどこかの王子と結婚しましたが、3年後に死別しました。
ノヴゴロドから帰還中のオーラフが嵐に遭ってヴィンドランドに寄港した時に
国を治めていたゲイラに会いました。

ゲイラは「冬の海は恐ろしいほど荒れるゆえ(この部分は想像)、冬の間いらしたら?」と
持ちかけ、オーラフがこれを受け入れました。
ゲイラの作戦勝ち? 二人は982年に結婚しました。

ゲイラは納税を拒んでいた貴族たちから、税金を取り立てることに成功したりしたそうで
けっこう押しが強い女性だったんじゃないかしら?
それより、こんなに昔から税金があったっていうのに驚いた!
まだ国として機能してないような状態だと思うんだが… 税金というよりは上納金かな?

結婚から3年後にゲイラが亡くなります。
オーラフはすごく悲しんだそうで、上の絵がその時の様子です。
でもゲイラがいなくなるとヴィンドランドにいられなくなり、国を後にしました。
ゲイラが長生きしていたら、ノルウェー王にはなってなかったかもね。


ありがちなエピソードを持つ妃
オーラフ1世妃 ガイダ

生没年不詳/在位せず

ダブリン王の妹らしい… 小さい王国がたくさんあったんですね。
そして、北欧と英国方面は当時から盛んに行き来してたのですね。

ガイダはどこかの伯爵と結婚して未亡人になると、次の夫探しに乗り出しました。
求婚者はたくさんいたようですが、ガイダはなかなか「うん」と言いませんでした。
そんな中、オーラフは、ガイダから招待を受けて訪ねて行ったのですが…

さぁ、皆さん、ここからはどこかで聞いた話しの展開になりますよ。

オーラフは自分がボロい服を着て、従者にキレイな服を着せていたのですが
ガイダはオーラフをちゃんと見抜いたっていう…

オーラフはガイダと結婚し、イングランドとアイルランドで幸せに暮らしましたとさ。



              
夫運悪い?
オーラフ1世妃 ティーラ・ハーラルズダター

生年不詳~1000/在位 995~1000

いいですねぇ~、北欧三つ巴な家系図。 王家の家系図はこうでなくっちゃ!
         
ティーラは、デンマーク王ハーラル1世と、スウェーデン王女ギリテの王女です。

最初はおじにあたる王太子スティンビョルンと結婚しましたが
スティビョルンは、985年に、エリク勝利王との継承争いに敗れて亡くなります。

次にポーランドの王子と結婚したらしいけど、やはり死別しました。

それでその後に、いつの間にかノルウェーに帰って王様になっていた
オーラフと結婚したわけですが、強引にキリスト教化を進めていたオーラフは
スウェーデンとデンマークの支援を受けた反乱軍に敗れて亡くなりました。
でも、スウェーデンもデンマークも、キリスト教化は進めてたはずだけどね…
他の国の王が倒れるなら、理由はなんでもよかったのかもしれませんね。

言い伝えでは、ティーラはオーラフ死亡の報せを聞くと、断食して自殺したそうです。
本当かなぁ…

ちなみに、オーラフ1世はハンサムだったそうですよ。
3人の妃のエピソードを見ていると、ですよね~、って感じです。

(参考文献 武田龍夫氏『物語北欧の歴史』 Wikipedia英語版)

ひとことK-POPコーナー
BIGBANG見たさに初めて見たMomm!!なのですが、「口パク」とか「歌ってない」って
あんなにハッキリ言ってケンチャナ? 中居くーん
口パクにうるさくなってきた韓国なだけに、BIGBANGのみんなの興味しんしんの表情が印象的でした


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