母は… でました! カトリーヌ・ド・メディシス
アンリ2世王女 クロード・ド・フランス
ロレーヌ公シャルル3世妃
1547〜1575
アンリ2世と王妃カトリーヌ・ド・メディシスの間には愛妾ディアーヌ・ド・ポワティエが
どっしり居座っていたとはいえ、お子様は10人が生まれています。
王子は5人で、3人が王に即位しましたが皆カトリーヌに操られていたような感じですね?
長女エリザベートはスペイン王フェリペ2世妃になりました。
次女クロードは姉のエリザベートと
兄フランソワ(2世)の婚約者スコットランド女王メアリーと一緒に育てられました。
エリザベートはメアリーに従順で大人しい性格に育ったということでしたが
クロードは輪をかけて内気で控えめな性格だったようです。
恐るべし、メアリー・ステュワート…
クロードは病弱で、カトリーヌの猫背と内反足を受け継いでいました。
ちなみにこの特徴は、三女のマルグリート以外の兄弟姉妹が皆受け継いでいたらしいです。
クロードは11歳の時に4歳年上のロレーヌ公シャルル3世と結婚しました。
カトリーヌの大のお気に入りだったクロードは結婚後も頻繁に里帰りしましたし
逆にカトリーヌもしばしばロレーヌを訪ねていました。
しかしそんなお気に入りの娘もたまには母親に反抗…
クロードはカトリーヌに黙って妹マルグリートに
サン・バルテルミーの虐殺のことを教えてあげようとしたとか…
三女マルグリート、通称マルゴはブルボン家のアンリ(4世)と結婚したばかりでした。
ちなみにアンリはプロテスタントでございます。
ひとくち情報
“ サン・バルテルミーの虐殺 ” とは、ザックリいうと
1572年8月24日に、アンリ(4世)とマルゴの結婚式のために集まったプロテスタント貴族たちが
カトリーヌ・ド・メディシスとギーズ公アンリの指示で多数殺害された事件です
殺害は貴族だけにとどまらず、街中でプロテスタントの市民が殺されました ひとくち情報おわり
大人しかっただけにあんまりエピソードがないですね。
9人のお子様がいまして、28歳の時に末娘クロードの出産で亡くなりました。
長女のクリスティーヌがトスカーナ大公フェルディナンド1世妃になりました。
なにせ、カトリーヌ・ド・メディシス、マルゴ、メアリー・ステュワートと
大物が目白押しのフランス宮廷ですのでね…
他の淑女たちは霞んじゃいますよね
(参考文献 柴田三千雄氏『フランス史10講』 Wikipedia英語版)
アンリ2世王女 クロード・ド・フランス
ロレーヌ公シャルル3世妃
1547〜1575
アンリ2世と王妃カトリーヌ・ド・メディシスの間には愛妾ディアーヌ・ド・ポワティエが
どっしり居座っていたとはいえ、お子様は10人が生まれています。
王子は5人で、3人が王に即位しましたが皆カトリーヌに操られていたような感じですね?
長女エリザベートはスペイン王フェリペ2世妃になりました。
次女クロードは姉のエリザベートと
兄フランソワ(2世)の婚約者スコットランド女王メアリーと一緒に育てられました。
エリザベートはメアリーに従順で大人しい性格に育ったということでしたが
クロードは輪をかけて内気で控えめな性格だったようです。
恐るべし、メアリー・ステュワート…
クロードは病弱で、カトリーヌの猫背と内反足を受け継いでいました。
ちなみにこの特徴は、三女のマルグリート以外の兄弟姉妹が皆受け継いでいたらしいです。
クロードは11歳の時に4歳年上のロレーヌ公シャルル3世と結婚しました。
カトリーヌの大のお気に入りだったクロードは結婚後も頻繁に里帰りしましたし
逆にカトリーヌもしばしばロレーヌを訪ねていました。
しかしそんなお気に入りの娘もたまには母親に反抗…
クロードはカトリーヌに黙って妹マルグリートに
サン・バルテルミーの虐殺のことを教えてあげようとしたとか…
三女マルグリート、通称マルゴはブルボン家のアンリ(4世)と結婚したばかりでした。
ちなみにアンリはプロテスタントでございます。
ひとくち情報
“ サン・バルテルミーの虐殺 ” とは、ザックリいうと
1572年8月24日に、アンリ(4世)とマルゴの結婚式のために集まったプロテスタント貴族たちが
カトリーヌ・ド・メディシスとギーズ公アンリの指示で多数殺害された事件です
殺害は貴族だけにとどまらず、街中でプロテスタントの市民が殺されました ひとくち情報おわり
大人しかっただけにあんまりエピソードがないですね。
9人のお子様がいまして、28歳の時に末娘クロードの出産で亡くなりました。
長女のクリスティーヌがトスカーナ大公フェルディナンド1世妃になりました。
なにせ、カトリーヌ・ド・メディシス、マルゴ、メアリー・ステュワートと
大物が目白押しのフランス宮廷ですのでね…
他の淑女たちは霞んじゃいますよね
(参考文献 柴田三千雄氏『フランス史10講』 Wikipedia英語版)