ペンを走らせた王女
ジェイムズ1世王女 エリナー・スチュワート
オーストリア大公ジギスムント1世妃
1433~1480
ジェイムズ1世とジョアン・ボーフォートの四女エリナーは、姉のイザベラ同様に
文学好きで詩集が出版されたという父王の血を受け継いでいました。
フランス訪問後、16歳で、チロルを治めていたオーストリア大公ジギスムントと結婚します。
ジギスムントはフランス語があまり得意でなく、忌み嫌っていましたが
中世騎士物語や実話が好きで、自分でも執筆していました。
夫婦で文章を愛するなんて素敵ですわね。
ただ、この方は政治的にはあまり優秀ではなかったようです。
エリナーは『ガリシアの王子の歴史(直訳)』の、フランス語からドイツ語への翻訳に
携わったそうで、この本は広く親しまれたらしいです。
1480年に出産で亡くなったというのですが、47歳の時なのよね…
なにかの間違いじゃないだろうか?
男の子を生んだみたいなのですが、一緒ぐらいに亡くなったみたいで
ジギスムントには後継ぎはありませんでした。
オーストリアのシュタムスに葬られました。
ジェイムズ1世の五女メアリー(1434~1465)は、さらーっと流すと
10歳(?)で、グラーンプレイ伯子ウルフレドと結婚します。
これは、スコットランドと現在のベネルクス三国あたりの結びつきの強さを示すためでした。
1465年に亡くなりました。
理不尽な離婚を乗り越えた王女
ジェイムズ1世王女アナベラ
ジェノヴァ伯ルイージ・ディ・サヴォイ夫人
2代目ハントリー伯ジョージ・ゴードン夫人
1436~1509
いよいよ六女、末っ子のアナベラの名は、祖母アナベラからいただいてます。
1447年、11歳ぐらいでジェノヴァ伯ルイージと結婚しました。
なのですが、1458年にフランスのシャルル7世からの要請でこの結婚は無効になります。
なぜにいきなり?
この後ルイージは従姉妹にあたるキプロスの女王シャルロットと再婚して
自分もキプロス王になるのよね…
しかも離婚は、シャルロットの夫ジョアン・デ・コインブラの急死のすぐ後なのよね…
いろいろ渦巻いてますね。
スコットランドに戻ったアナベラは、2代目ハントリー伯ジョージ・ゴードンと再婚します。
ところがところが、1471年、アナベラはまたまた離婚するハメに…
理由は、ジョージ・ゴードンの最初の妻エリザベス・ダンバーとアナベラが
3親等か4親等で、同族との結婚にあたるからってことらしいんだが…
そんなの離婚理由になる? 前妻と今の妻が親戚で何がいけないんだろう?
宗教的な理由なのでしょうか?
だけど子供が(一説によると)6人も生まれた後ですよ。 何をいまさらって感じじゃない?
その後ジョージ・ゴードンは自分の娘を三人目の妻の弟と結婚させてます。
こっちの方がびっくりするでしょ。
離婚から38年後に73歳で亡くなってますが、離婚後のエピソードはありません。
一人で寂しく老後を送ったのか、「せいせいしたわ!」と、おひとりさまを楽しんだのか
気になるところ… でも、きっと人生を楽しんでいたと考えましょう。
(参考文献 森護氏『スコットランド王国史話』 Wikipedia英語版)
ひとことK-POPコーナー
今年のBIGBANGはものすごーく楽しかったよぉ!やはり新曲があると嬉しさUPです
あ~! テソンのドラマー姿!もしっそっそ… ところでスンリって前からあんなに関西弁だったっけ?
ジェイムズ1世王女 エリナー・スチュワート
オーストリア大公ジギスムント1世妃
1433~1480
ジェイムズ1世とジョアン・ボーフォートの四女エリナーは、姉のイザベラ同様に
文学好きで詩集が出版されたという父王の血を受け継いでいました。
フランス訪問後、16歳で、チロルを治めていたオーストリア大公ジギスムントと結婚します。
ジギスムントはフランス語があまり得意でなく、忌み嫌っていましたが
中世騎士物語や実話が好きで、自分でも執筆していました。
夫婦で文章を愛するなんて素敵ですわね。
ただ、この方は政治的にはあまり優秀ではなかったようです。
エリナーは『ガリシアの王子の歴史(直訳)』の、フランス語からドイツ語への翻訳に
携わったそうで、この本は広く親しまれたらしいです。
1480年に出産で亡くなったというのですが、47歳の時なのよね…
なにかの間違いじゃないだろうか?
男の子を生んだみたいなのですが、一緒ぐらいに亡くなったみたいで
ジギスムントには後継ぎはありませんでした。
オーストリアのシュタムスに葬られました。
ジェイムズ1世の五女メアリー(1434~1465)は、さらーっと流すと
10歳(?)で、グラーンプレイ伯子ウルフレドと結婚します。
これは、スコットランドと現在のベネルクス三国あたりの結びつきの強さを示すためでした。
1465年に亡くなりました。
理不尽な離婚を乗り越えた王女
ジェイムズ1世王女アナベラ
ジェノヴァ伯ルイージ・ディ・サヴォイ夫人
2代目ハントリー伯ジョージ・ゴードン夫人
1436~1509
いよいよ六女、末っ子のアナベラの名は、祖母アナベラからいただいてます。
1447年、11歳ぐらいでジェノヴァ伯ルイージと結婚しました。
なのですが、1458年にフランスのシャルル7世からの要請でこの結婚は無効になります。
なぜにいきなり?
この後ルイージは従姉妹にあたるキプロスの女王シャルロットと再婚して
自分もキプロス王になるのよね…
しかも離婚は、シャルロットの夫ジョアン・デ・コインブラの急死のすぐ後なのよね…
いろいろ渦巻いてますね。
スコットランドに戻ったアナベラは、2代目ハントリー伯ジョージ・ゴードンと再婚します。
ところがところが、1471年、アナベラはまたまた離婚するハメに…
理由は、ジョージ・ゴードンの最初の妻エリザベス・ダンバーとアナベラが
3親等か4親等で、同族との結婚にあたるからってことらしいんだが…
そんなの離婚理由になる? 前妻と今の妻が親戚で何がいけないんだろう?
宗教的な理由なのでしょうか?
だけど子供が(一説によると)6人も生まれた後ですよ。 何をいまさらって感じじゃない?
その後ジョージ・ゴードンは自分の娘を三人目の妻の弟と結婚させてます。
こっちの方がびっくりするでしょ。
離婚から38年後に73歳で亡くなってますが、離婚後のエピソードはありません。
一人で寂しく老後を送ったのか、「せいせいしたわ!」と、おひとりさまを楽しんだのか
気になるところ… でも、きっと人生を楽しんでいたと考えましょう。
(参考文献 森護氏『スコットランド王国史話』 Wikipedia英語版)
ひとことK-POPコーナー
今年のBIGBANGはものすごーく楽しかったよぉ!やはり新曲があると嬉しさUPです
あ~! テソンのドラマー姿!もしっそっそ… ところでスンリって前からあんなに関西弁だったっけ?