肖像画が無いので母のマーガレット・オブ・ウェセックス像
まわりマティルダばっかり…
マルカム3世王女 メアリー・オブ・スコットランド
ブーローニュ伯ユースタス3世妃
1082~1116
家系図シリーズは初心にもどって英国方面でいこう! と思います。 というのは少し嘘…
ポーランド王妃編が終了し、どこにしましょう? と迷っていましたが
なんの準備もしていなかったので、一番人数が少ないところを選んでしまいました。
こちらも王妃同様女性陣がなかなか登場しませんので
マルカム3世の王女からからスタートしようと思います。
ちなみに、その前に顔を出す王女は、ケニス3世王女ベレデ(マクベス妃グロッホの母)と
マルカム2世王女ベソックとドナウダです。
ベソックの結婚がダンケルド(アサル)家に王座をもたらします。
マルカム3世には六男二女のお子様がいましたが、王子のうち4人が王になってます。
すごく熾烈な王位継承争いがあったと予想されますね。
王女は二人とも、二人目の妃聖マーガレットとの間に生まれています。
長女マティルダ(スコットランド名エディス)は、イングランド王ヘンリー1世妃になります。
次女メアリーが今回の主役。
メアリーは4歳の時、信心深い両親によって、姉のエディスと共に
母方の伯母が修道院長をしているロムジーの修道院に入れられました。
11細の時に、教育の仕上げをするためウィルトン修道院に移ります。
エディスとメアリーはものすごく敬虔な少女時代を送っていたため
二人とも修道女になるつもりでした。
しかし、まず姉のエディスがヘンリー1世と結婚します。
エディスは結婚生活が幸せだったのか、メアリーが14歳で修道院を出ると
「あなたも結婚しなさいよぉ」と言ったかどうかは知らないですけど
妹も結婚するよう望みました。
そこで、「よしよし、まかせとけ」と言ったかどうかは知りませんが
ヘンリー1世がブーローニュ伯ユースタスとの結婚をアレンジしました。
どんな夫婦だったのかはわかりませんが、結婚生活は20年におよびました。
だけど、子供は娘のマティルダだけでした。
娘のマティルダはブロワ家のエティエンヌと結婚します。
彼が後にイングランド王スティーブンとして即位するのですが
その際マティルダは、神聖ローマ皇后妃マティルダと熾烈な争いを繰り広げます。
皇后マティルダは、メアリーの姉エディス(ヘンリ-1世妃マティルダ)の娘なので
メアリーの姪にあたります。
二人のマティルダは従姉妹同士で争ったことになりますね。
勝手な想像ですが、エディスとメアリーは一緒に親元を離れて修道院で育ったから
姉妹仲は良かったんじゃないかと思うのよね。
なのに娘たちが権力の座をめぐって、国を巻き込む大喧嘩をするとは…
ただ、エディスとメアリーはその大喧嘩の前に亡くなってますので
娘たちの諍いを見ずにすんでよかったですね。
天国で「困った娘たちだわねぇ、メアリー」「そうね、お姉様」なんて
語り合っていたかもしれないです。
(参考文献 森譲氏『スコットランド王国史話』『英国王室史話』 Wikipedia英語版)
ひとことK-POPコーナー
なんだかKポ界に続々日本人がデビューしてますけど、言葉とか習慣とかの違いも乗り越えて、キツい練習にも耐えて
えらいよねぇ、遊びたい年ごろだろうに… デビューしたからには末永く頑張ってほしいですね
まわりマティルダばっかり…
マルカム3世王女 メアリー・オブ・スコットランド
ブーローニュ伯ユースタス3世妃
1082~1116
家系図シリーズは初心にもどって英国方面でいこう! と思います。 というのは少し嘘…
ポーランド王妃編が終了し、どこにしましょう? と迷っていましたが
なんの準備もしていなかったので、一番人数が少ないところを選んでしまいました。
こちらも王妃同様女性陣がなかなか登場しませんので
マルカム3世の王女からからスタートしようと思います。
ちなみに、その前に顔を出す王女は、ケニス3世王女ベレデ(マクベス妃グロッホの母)と
マルカム2世王女ベソックとドナウダです。
ベソックの結婚がダンケルド(アサル)家に王座をもたらします。
マルカム3世には六男二女のお子様がいましたが、王子のうち4人が王になってます。
すごく熾烈な王位継承争いがあったと予想されますね。
王女は二人とも、二人目の妃聖マーガレットとの間に生まれています。
長女マティルダ(スコットランド名エディス)は、イングランド王ヘンリー1世妃になります。
次女メアリーが今回の主役。
メアリーは4歳の時、信心深い両親によって、姉のエディスと共に
母方の伯母が修道院長をしているロムジーの修道院に入れられました。
11細の時に、教育の仕上げをするためウィルトン修道院に移ります。
エディスとメアリーはものすごく敬虔な少女時代を送っていたため
二人とも修道女になるつもりでした。
しかし、まず姉のエディスがヘンリー1世と結婚します。
エディスは結婚生活が幸せだったのか、メアリーが14歳で修道院を出ると
「あなたも結婚しなさいよぉ」と言ったかどうかは知らないですけど
妹も結婚するよう望みました。
そこで、「よしよし、まかせとけ」と言ったかどうかは知りませんが
ヘンリー1世がブーローニュ伯ユースタスとの結婚をアレンジしました。
どんな夫婦だったのかはわかりませんが、結婚生活は20年におよびました。
だけど、子供は娘のマティルダだけでした。
娘のマティルダはブロワ家のエティエンヌと結婚します。
彼が後にイングランド王スティーブンとして即位するのですが
その際マティルダは、神聖ローマ皇后妃マティルダと熾烈な争いを繰り広げます。
皇后マティルダは、メアリーの姉エディス(ヘンリ-1世妃マティルダ)の娘なので
メアリーの姪にあたります。
二人のマティルダは従姉妹同士で争ったことになりますね。
勝手な想像ですが、エディスとメアリーは一緒に親元を離れて修道院で育ったから
姉妹仲は良かったんじゃないかと思うのよね。
なのに娘たちが権力の座をめぐって、国を巻き込む大喧嘩をするとは…
ただ、エディスとメアリーはその大喧嘩の前に亡くなってますので
娘たちの諍いを見ずにすんでよかったですね。
天国で「困った娘たちだわねぇ、メアリー」「そうね、お姉様」なんて
語り合っていたかもしれないです。
(参考文献 森譲氏『スコットランド王国史話』『英国王室史話』 Wikipedia英語版)
ひとことK-POPコーナー
なんだかKポ界に続々日本人がデビューしてますけど、言葉とか習慣とかの違いも乗り越えて、キツい練習にも耐えて
えらいよねぇ、遊びたい年ごろだろうに… デビューしたからには末永く頑張ってほしいですね