Jarmily Haldovéさん作
思い通りにならない妹にイラつく
ジンドリフ妃 アンナ・プシェミスロヴナ
1290〜1313/在位 1307〜1310
ヴァーツラフ3世は若くして亡くなり、王妃ヴィオラとの間に嫡子はいませんでした。
そこでボヘミア王には、ヴァーツラフ2世王女アンナの夫ジンドリフが
選挙で選ばれました。
ジンドリフは、ケンテルン公でオーストリア名はハインリヒです。
1306年にアンナと結婚していました。
もちろん、父王や祖父同様ポーランドの王座もほしいところですよね?
しかし、ポーランドはピアスト家のヴワディスワフ1世が王座を奪い返しました。
そればかりか、ボヘミアの実質的な権力も、ヴァーツラフ2世王妃エリシュカ・レシュカが
再婚した、ハプスブルク家のルドルフにもっていかれてしまいます。
この、ハプスブルク家が囲い込んじゃってる感、すごいよね!!
アンナとジンドリフは、ひとまずケンテルンに逃れてチャンスをうかがいます。
ルドルフはボヘミア王になるんですが、1年足らずで亡くなり
ジンドリフは再びボヘミア王になりました。
でも安泰じゃないですよね、なんとかせねば!
そこで二人が目をつけたのは、未婚の妹エリシュカです。
彼女の婚姻で味方を作ろう、というわけでいくつか縁談をもちかけました。
ところが、エリシュカったら言うことを聞きやしない!!
それどころか、名家ルクセンブルク家のヤン(ヨハン)と結婚しました。
ヤンは1310年にボヘミアを占拠し、ボヘミア王になりました。
ジンドリフとアンナはまたまたケンテルンに逃げ帰り、姉妹は訣別しました。
アンナはもともと美しいエリシュカに嫉妬していたみたです。
妹の仕打ちにうちひしがれたのか、アンナは23歳の若さで亡くなりました。
ジンドリフはその後、ブラウンシュヴァイク=リューネブルク家のアデレードと再婚、
サヴォイ家のヴェトリーチェと再々婚しました。
ちなみに短命だったルドルフ1世ですが、エリシュカ・レシュカと結婚する前に
フランス王フィリプ3世王女ブランカと結婚していました。
(参考文献 Wikipedia英語版)
思い通りにならない妹にイラつく
ジンドリフ妃 アンナ・プシェミスロヴナ
1290〜1313/在位 1307〜1310
ヴァーツラフ3世は若くして亡くなり、王妃ヴィオラとの間に嫡子はいませんでした。
そこでボヘミア王には、ヴァーツラフ2世王女アンナの夫ジンドリフが
選挙で選ばれました。
ジンドリフは、ケンテルン公でオーストリア名はハインリヒです。
1306年にアンナと結婚していました。
もちろん、父王や祖父同様ポーランドの王座もほしいところですよね?
しかし、ポーランドはピアスト家のヴワディスワフ1世が王座を奪い返しました。
そればかりか、ボヘミアの実質的な権力も、ヴァーツラフ2世王妃エリシュカ・レシュカが
再婚した、ハプスブルク家のルドルフにもっていかれてしまいます。
この、ハプスブルク家が囲い込んじゃってる感、すごいよね!!
アンナとジンドリフは、ひとまずケンテルンに逃れてチャンスをうかがいます。
ルドルフはボヘミア王になるんですが、1年足らずで亡くなり
ジンドリフは再びボヘミア王になりました。
でも安泰じゃないですよね、なんとかせねば!
そこで二人が目をつけたのは、未婚の妹エリシュカです。
彼女の婚姻で味方を作ろう、というわけでいくつか縁談をもちかけました。
ところが、エリシュカったら言うことを聞きやしない!!
それどころか、名家ルクセンブルク家のヤン(ヨハン)と結婚しました。
ヤンは1310年にボヘミアを占拠し、ボヘミア王になりました。
ジンドリフとアンナはまたまたケンテルンに逃げ帰り、姉妹は訣別しました。
アンナはもともと美しいエリシュカに嫉妬していたみたです。
妹の仕打ちにうちひしがれたのか、アンナは23歳の若さで亡くなりました。
ジンドリフはその後、ブラウンシュヴァイク=リューネブルク家のアデレードと再婚、
サヴォイ家のヴェトリーチェと再々婚しました。
ちなみに短命だったルドルフ1世ですが、エリシュカ・レシュカと結婚する前に
フランス王フィリプ3世王女ブランカと結婚していました。
(参考文献 Wikipedia英語版)